フリーランスのエンジニアとして働く

近年では、クラウドソーシングが広く知られたことにより、誰でもフリーランスとして活躍できるようになった。

フリーランスになるメリットには、自分で仕事の時間や量などを決められることや、仕事内容によって在宅勤務が可能なことが挙げられる。企業や組織に雇われていないため、毎月の給料は一定ではなく、一つひとつの案件ごとに企業から報酬が支払われる。腕に自信のあるエンジニアがフリーランスになる最大のメリットは、会社員として働くよりも稼げる可能性があることだろう。

一口にエンジニアと言っても、様々な仕事がある。例えば、企業からとあるシステムを作って欲しいとの依頼があったとして、まずはじめに予算の見積もりから構築期間、継続する場合の費用の打ち合わせが必要だ。そして、コーディングを行うが、その後に長期にわたるメンテナンスが必要になることもある。

Web系のエンジニアへの依頼の多くは、企業のネットショッピングに関するシステムや、ゲームなどのアプリに関するものだ。

特に重宝されているのが、セキュリティに関するシステムを構築できるエンジニアだろう。多くの人がスマートフォンを持ったことで、ネットショッピングやアプリの利用が急増している現在、最も重要なのは個人情報の保護だ。IDやパスワード、カード情報などの流出を防がなくてはいけない。

こうした企業の信頼を守るためのセキュリティシステムに関わるエンジニアの報酬は、他のフリーランスの仕事に比べてはるかに高く設定されている。